JR東労組 えん罪JR浦和電車区事件を支援する会
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344通信NO.63(2008.11.1)
11.1大弾圧から6年、国家権力によるでっち上げ事件を許すな!

 2002年11月1日、早朝警視庁公安部公安2課が突然自宅に現れ、そして家宅捜索令状を見せられた瞬間私は、「何が何だか分からない」状態であり、JR東労組に対しての弾圧だとは全く感じませんでした。あれから6年、多く仲間の皆さん、支援する会の皆様に支えられてきました。本当に感謝申し上げます。
 突然の逮捕でしたが、しかし国家権力は突然にやってきたわけではありません。相当な準備をしています。「被害届が出される前から捜査が始まっていた」「(公安警察は)出勤途中のYの車に一緒に乗り込んでまでYから話を聞こうとした」「被害届は警察官が書いたものにサインをした」などは60回の公判で明らかになったのです。さらに、取調官の「内部から変えられないから外部から変える」のとおり、11・1の逮捕前日、突然の中執8名の辞任した嶋田一味は、現在『週刊現代』の24週によるデマキャンペーンに関与していたことが、名誉毀損裁判の西岡氏の陳述書、公安2課下薗警部の証言で明らかになりました。その組織破壊の構造はスパイ糾弾訴訟によって明らかにされます。労働組合の弾圧だけでなく、市民への弾圧も拡大されています。それは、戦争に反対しているものたちへの弾圧です。美世志会も様々な人達と連帯して闘う決意です。
 国家権力は事件をでっち上げるため家族の目の前で手錠を掛け連行し私と家族に動揺を与えました。杉並署では連日長時間の取調べがあり「警察官は正義」と信じていたものが、崩れ恐怖に変わっていきました。「争っていたら10年20年出られない」、この脅しで17日目、否認から転じて自白調書にサインをしてしまいました。えん罪事件での「自白調書は致命的なもの」、それすら知らなかった自分の無知に腹が立ちます。しかし、それを悪用した公安警察、検察官の取調べは絶対に許せません。闘うには人質司法といわれる344日間の長期勾留が余儀なくされましたが、しっかり検察官、嘘の自白調書と闘いました。
 一審判決では自白調書は信用性がないと採用しませんでした。しかし、度重なる裁判官の交代などにより不当有罪判決を下しました。検察側は控訴しませんでした。
 正当な組合活動を否定され、さらに電車運転士の職を奪われ厳しい現実です。しかしあの7・17不当有罪判決、それを理由にした8・30不当懲戒解雇は絶対に許せないし認めません。悔しくてなりません。その腹の底からの「怒り」が完全無罪と職場復帰に向けて闘う決意の力です。
 いよいよ控訴審の初公判は12月15日10時102号法廷です。控訴審の闘いは、事実誤認と憲法28条団結権に保障された正当な組合活動を高裁刑事5部の中山裁判長に認めさせ、第一審小池判決を破棄させることです。そのために市民や地域、そして職場から闘いを創り出し、蒲郡事件の加藤さんと連帯し共に控訴審勝利・不当懲戒解雇撤を勝ち取りましょう。

小黒 加久則

控 訴 審 公 判 日 程
 第1回 2008年12月15日 10:00〜
 第2回 2009年1月21日 10:00〜
 第3回 2009年2月20日 13:15〜
 第4回 2009年3月23日 13:15〜
  いずれも東京地裁内102号法廷
梁次 邦夫

 "秋晴れに手錠(わっぱ)はめられ貝になる"この句は、6年前の今日、公安二課によって逮捕された時に詠んだものです。同時に駆けつけた仲間に「デッチ上げだ!」と叫んだこともはっきりと覚えています。取調べでは「若者は離れていく。組織を半分にしてやる」「平和運動なんて生意気だ」など、国家権力の弾圧の野望をむき出していたのです。しかし、権力の思惑通りにはいきませんでした。
JR総連・JR東労組の組織と運動は、つぶされていません。負けてもいません。若者はたくましく成長しています。反転・攻勢の闘いで連帯の輪は大きく拡大しています。一人一人の訴えと配布するビラが闘いを創ったのです。心より感謝します。
 真実と正義は闘いによってでしか実現しません。これからも堂々と労働者として人間として本物の世の中を創るため、控訴審に勝利します。そして、来年7月、60歳を迎えるまでに必ず職場復帰します。共に前進しよう!

大澗 慶逸

 日比谷野音を埋め尽くした仲間の皆さん!或る先達は、『労働者は生産点において労働者である。』と語っています。すなわち、労働組合運動の基盤はあくまでも働き、生き、要求し、闘う労働現場であるということです。
 えん罪事件を契機として、JR東日本会社は分会の職場活動を否定した行為を繰り返していますが、私たちは分会活動の活性化で反撃しなければなりません。地に足をつけた確実な運動の展開が必要です。この意味でも、団結権の否定、職場活動の犯罪化である「JR浦和電車区事件」の勝利なしには、労働組合の存在の要件である強固な統一を維持するための職場活動さえ、出来得ない状況を許すことになります。だからこそ、どうしても勝利しなければならない課題であり、闘いなのです。
 控訴審勝利の旗を前面に掲げ団結して共に前に進みましょう。被告人・大澗は労働者魂を貫きます。

八ツ田 富男

 6年前の今日、何の前触れもなく突然発生した「えん罪JR浦和電車区事件」。多くの仲間のみなさんから支援、激励、反弾圧の取り組みで、今も元気に家族共々生活することが出来ています。本当にありがとうございます。
 なぜ、事件が画策されたのか?6年が経ち、その真実が判明しつつあります。平和を希求し、当たり前の組合員のための運動をする組織の破壊にあったのです。「チカラ」を持った者たちは何でも出来るという、怖さ、理不尽さをいやというほど感じた6年でもあります。しかし、我々は一歩も引かずに反弾圧の取り組みを組織の総力を上げて創ってきました。そして、大きな風穴を開けることができつつあります。是が非でも控訴審で無罪を勝ち取り、職場復帰を果たします。共に闘って下さい!

上原 潤一

 6年間の連帯したたたかい、本当にありがとうございます。2002年11月1日、2007年7月17日、8月30日の悔しさと怒りは決して忘れることはできません。職場活動が犯罪にされ、有罪・懲戒解雇という不正・不当に対して全国の仲間の皆さんとともに正義を求めて職場からたたかいを創り上げてきました。この6年間をたたかってこられたのは、会社からの弾圧にも抗し、分会活動の強化をもって浦電事件の本質を組織内外に押し広げる連帯のたたかいがあったからに他なりません。
 いよいよ12月15日から、反転・攻勢のたたかいの火ぶたが具体的に切って落とされます。これまで皆さんと共に創り上げてきた組織力を背景に、力強く、大きく前進し、完全無罪と職場復帰を勝ち取ります。
苦労した者が報われる社会を目指して、そして、平和で安全な世界を目指して!共に頑張ろう!!

齊藤 秀一

 弾圧から6年が経ちました。家族共々ここまで闘ってこられたのは、仲間のみなさんがいたからです。本当にありがとうございます。これまでの闘いによって、弾圧の仕掛けが明らかになってきました。様々な場面での直感は、正しかったんだと振りかえるにつれ、弾圧を仕掛けた輩に対し「人間としての良心はないのだろうか」と呆れるばかりです。人間は良心なくして生きていけないと思います。良心があるから人は強くなれるのだと思います。
闘いを創り出すことで勝利への道は確実なものになってきています。一日も早く、被告人の肩書きのない、普通の生活を取り戻すために、そして6人の職場復帰実現に向け、明るく元気に闘います。

山田 知

 あの大弾圧から6年という今日を、私たちは刑事被告人であり、JR東日本会社から懲戒解雇された身として迎えました。6年を経ても逃れることのできない、冷厳な現実です。この現実に屈することなく、闘い続けることができたのは、多くの仲間がいたからです。
 控訴審の日程が決まりました。6年の闘いによってみんなで押し込んだ、大きな成果です。私たちはこのチャンスを最大限いかすため、今までの自分の闘いを振り返り、気持ちをさらに引き締めて、控訴審完全勝利、職場復帰を勝ち取ります。国家と企業権力の暴走を許さず、共に闘いましょう!

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