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「供述調書」はこうしてつくられたのです!
脅し・恫喝そして保釈をちらつかせ「自白」を強要
- 「黙秘権はないに等しい」と思った -
 突然の家宅捜索そして逮捕という、信じられない状況におかれた7名。「内側から壊せないから、外から壊すんだ」(取調官)という東労組破壊を目的とした弾圧にさらされ、黙秘権も告げられず、あるいは事実上否定された卑劣・不当な取り調べで、小黒さん、斎藤さんは「供述調書」を作成させられました。どのように調書が作成されたのか、その実態が公判のなかで明らかになってきています。
小黒さんの場合
一睡もしないまま逮捕。そして連日、朝から就寝時間まで取調べ
 逮捕前日、息子の幼稚園入学のための手続きで徹夜。そして一睡もせず戻った自宅で突然の逮捕。何がなんだかわからないまま、警視庁に連行された。その日から毎日、朝から就寝時間までの取り調べが始まった。

「10年20年、出られない」「このまま だと家族もどうなるか、わからない」
- 脅し・恫喝そして不安を煽る -
 担当した公安刑事と検事は、「このまま争っていると10年20年出られない」「動員した警察官160人をひとり一人法廷に立たせる」「(民事で)一億円の損害賠償を請求される」などと脅し、不安を煽った。

意識不明で倒れても、手錠でベットに繋がれたまま点滴
 11月17日の取調べ中、倒れた小黒さんは警察病院の鍵付きの病室で、24時間3人の警察官の監視のもと、手錠でベットにつながれた状態で点滴などの治療を受けた。

退院したその日から取調べ再開
- 検事のいうとおりに「供述調書」を作成 -
 退院したその日から、また取り調べが始まり、心身ともに衰弱した小黒さんは「とにかく検事の気に入る調書を作らないと大変なことになる」と検事に言われるままに調書を作成させられた。
斎藤さんの場合
記憶のとおりに答えた途端、「甘いんだよ!」
- 殴られるかと怖かった -
 「組合脱退や会社の退職を迫ることなどやっていません」と答えた途端に、取調べにあたっていた刑事から、分厚いA4ファイルを机に叩きつけ「甘いんだよ!」と怒鳴りつけられた。

「お前を逮捕したことを学校に言いつけてやる」
 斎藤さんはJRを退職、当時は専門学校生として医療技術を学んでいた。そんな彼に対し、刑事は「黙っていたら学校に逮捕したことを言いに行くぞ」と脅す。

過去の不祥事を持ち出し、卑劣な嫌がらせ
 全く無関係な過去の不祥事をとりあげ、人格を否定するような様々な嫌がらせと挑発を繰り返した。さらに耳もとで「斉藤!」「斉藤!」「斉藤!」と怒鳴ったり、机を何回も叩くなどをくり返した。

「早く出たい」その一心で言われるまま
作成した供述調書の訂正に応じない警察
 斎藤さんは絶望感から警察官の言うとおりに供述調書を作成。しかし奥さんの言葉で我にかえり「やはり真実を語るべき」と、作成した調書の訂正を申し出た。しかし取調官は言葉尻のみしか訂正に応じず、斉藤さんの思いや真実とは違う調書になった。
 そして今、公判のなかで斎藤さん、小黒さんは堂々と真実を語り、つくられた調書に対して、真正面から立ち向かっています。
 このことに焦った検察は、斎藤さん、小黒さんの預金通帳を証拠申請。組合から賃金補償を受けているから、調書を否定するのだ=「調書は任意に基づくもの」と描き出そうと躍起になっています。
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